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ヨーロッパ 南から北へ カノン考

パッヘルベルのカノン
パッヘルベルと言えばカノンとジーグ
カール・ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内室内管弦楽団、
パイヤール室内管弦楽団などはほとんどカノンの部分をレコーディンしていた。
我がディスクコレクションがそうだ。

世間でもBGMをはじめ色々なシーンでよく使われている曲だから、
クラシックファンで無くてもカノンの部分は、あー聴いたことが有るだろう。

パッヘルベルが紹介された初期のころのディスクは、
前述の2枚のようにオーケストラ版として演奏される事が多かったようだ。
正式名称
3声のカノンとジーグ ニ長調(3つのヴァイオリンと通奏低音のための)は、
かなり後になってから知ることになった。
今手元には、全2枚の他、
トレヴァー・ピノック/イングリッシュコンサート
〈パッヘルベルのカノン ピノック、プロムナード・コンサート〉

ロンドンバロックによる
カノン~パッヘルベル作品集

プロ・アルテ・アンティクア・プラハ
〈パッヘルベル:室内楽曲集〉
 
以上のディスクの中でオリジナルの雰囲気を醸しているのは、
プロ・アルテ・アンティクア・プラハかな。
次いでロンドンバロックになる。

パッヘルベル(1653~1706)はドイツ、ニュルンベルクに生まれ。
主にオルガン音楽の作曲家として名を轟かせていた。
17世紀の作曲家として、当時の最も偉大な作曲家として、
崇められている。

パッヘルベルはカノンだけでは無くて、実に多くの作品を世に残しているようだ。
上記のディスクでもプラハとロンドン盤では多くのパルティータなどが収録されている。
これらはまだほんの一部のようである。

今回のバロック・コンサートで赤津さんから頂いたプログラムの最期に
名を連ねているが、ひょっとしたらアンコール曲かも知れないと思っている。
単純な繰り返しではあるが、インパクトのある曲だから。
鳥取でオリジナルのカノンが聴けるなんて!!
今プラハの演奏を聴きながらの投稿である。
音を載せられないのが残念。

皆さん小学生の時、輪唱しませんでしたか、それがカノンです。
カエルの歌が聞こえてくるよ
静かな湖畔の森の影から

少し大人になってから
Row, Row, Row Your Boat
Frère Jacques

もっと大人になってから
Dona nobis pacem (平和を与え給え) [2]










以下はネットから拝借。
音楽で言うカノンとは、主題に対する応答が一定の法則に基づいて厳格に模倣しつつ進む対位法的な楽曲のことを指します。最も一般的なものが、「パッヘルベルのカノン」や「かえるの歌」の形式であり、輪唱ということになります。その他にもいろいろな種類の形式のカノンがありますが、その詳しい種類は次の章の「カノンの種類」でお話しいたします。

"カノン"は、日本語訳では「追復曲(ついふくきょく)」または「追走曲(ついそうきょく)」といいます。また、英語表記では「Canon」、ドイツ語表記では「Kanon」、イタリア語表記では「canone」となります。

by tomiot3 | 2012-10-12 21:06 | コンサート | Trackback | Comments(0)