霙降る砂丘
霙がポチポチとコートに当たる。
霙というのは結構始末に悪くて、雨と同じように濡れてしまう。
だんだんコートが重くなってきた。
霙交じりの降る砂丘は至って静寂だった。
足跡もほとんど認められない。
僕の足跡だけが残っていく。
だが動物だけは別物、これって何の足跡かな。
昨年までは、やたらイノシシの足跡が認められたものだ。
潮騒も何となく穏やかなざわめき程度。
寒い砂丘、ゴム長が20センチくらい埋まる程度だが、
これでもエネルギー消費は何増倍にもなるようだ。
だから林間の雪の少ないところをなるべく選ぶ。
ちょっと高台から眺める。
自転車道も雪を踏み踏み、ハゼの樹下は紅葉と雪。
先日の自転車道下の下水管緊急補修がまだ続いている。
監督さんに聞いたら、まだ数日かかるでしょうで。だった。
来年度は本格復旧するらしい。
コンクリート製のヒューム管は水と下水道ガス(硫化水素で臭い)で劣化が早いと言っていた。
“よけい銭がかかりましょうで”
今問題になっている土木工作物の寿命と補修がここでも有る訳だ。
by tomiot3 | 2012-12-12 21:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)