ヤマザクラ哀歌
今朝は氷点下2度、朝から薄雲が東の空を覆っていたが、に上げて盛れば碧一色。
10時頃だったかな。
道路清掃車が轟音を立てて砂とゴミを吸い取って行く。
清掃日和でも有る訳だ。作業員の人たちも作業がはかどるに違いない。
河津桜が可憐で清楚な感じではありませんか。。
ヤマザクラたちも順調に芽を膨らませ、早いものは葉っぱが芽を吹いた。
実は河津桜と競うように芽を吹いたヤマザクラがある。
山から移植したものだが、新種かも知れないと名前まで考えている。
大木を見上げると・・・、この樹はこの地区の王様だ。
松林の松がここ3年くらいで激減して、今年はさらに大木がぽつんぽつん。
松の影で何とか生き延びたヤマザクラたち。
ぎゅーっとへし曲げられたり、折られたり、伐られたり、
カズラやツタがぎゅうぎゅう締め付けたり。
樹齢が十年を超す大きなサクラがバッサリ無残、残念!
それでも多くのヤマザクラは、散々いじめられても懸命に生きていた。
今日は酷いものの救出をしてやった。
終わってみれば手の甲はひっかき傷だらけ。
竹杙で支えたり目印したり、秋移植の候補の目印をしたり。
丸一日作業しなければ片付かないかもしれない。
今日は気持ちよさそうだし、砂丘に入りたかったが、ふと時計を見るともうじき正午だった。
もう一つ、大山が今日も鮮明に浮かんだ。先日よりは未だハッキリと。
それもフル下がりから夕方にかけてフェードアウト、霞がかかってしまう。
by tomiot3 | 2013-03-15 19:51 | サクラ ・花 | Trackback | Comments(0)