やがて花は散るらん
北風小僧がやってきた。
このところ気温急降下で風が非常に冷たい。
日射しさえ有れば震える事はないので、太陽様々。
上空の雲の模様は砂丘に刻々と変わる陰影を付ける。

遅咲きヤマザクラのさらに遅い桜たちも今まっさかり。
これで今年は終わだな。
今年初めて花を付けた木々、未だ今年も付けなかった木々。
もう来年への期待に転じている。
もっともっとサクラサクラにするんだ。
期待以上の花を付けてくれた6年生。

この樹もやはり6~7年生かな。

実は昨日は発熱でほとんど終日おこもりしていた。
だから足の運びにやや精彩を欠いたが、
多鯰ヶ池探勝路沿いのタラの芽を採取したかったので足を伸ばした。
この近辺も本来ヤマザクラが自然に生育した場所なので、
上手く管理していれば見事な風景を描いただろう。
中には伐採の際に意識して残してくくれたと思われる桜が何本か在る。

沿道の桜は通る度に気がつけば手を入れている。
今日はカズラに絡まれたさくらを救出。

いつ見ても多鯰ヶ池と砂丘の点景は素敵だ。

さざ波立つ湖面は神秘を思わせる。

砂丘を縦断するこの道路さえなければ、と眺める度に悔しがる。
砂丘と多鯰ヶ池分断の立役者だ。

肝心のタラの芽は先客がちゃんと収穫していた。
今日も誰一人として遭うう事はなかったんだけど。
すでに脇から芽を吹いていたが、これを採ってしまったらお終い。
枯れる可能性が大となる。
大抵の人は根こそぎ収穫派だから保障は出来ない。


コナラの花も咲いた。ドングリころころのお母さんだ。

by tomiot3 | 2013-04-19 20:14 | サクラ ・花 | Trackback | Comments(0)