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雨上がりの仕事とコンサート

あれほど激しかった雨も9時半以降はすっかり上がって、あの荒れようが嘘のようだ。
これは助かる。
午後は11月17日のバロック・コンサートのチケット販売依頼をして回るからだ。

そして夕方は別のコンサートを聴く事になっている。
ここのところ毎年聴いている木管三重奏のグループ『ココペリ』だ。
鳥取教会で19時から行われた。

鳥取市出身の松田素子さんはオーボエ、韓国のナーヨン・チョンさんはクラリネット、
そしてドイツのマーティン・ヤーサーさんはファゴット。
皆さんはドイツを本拠地として活動している。
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木管三重奏も当地ではそう再々聴ける訳ではないから、貴重な演奏会だ。
今日のアンサンブルは過去に較べて一皮むけた楽しさを伝えてくれた。
やはりアンサンブルは年功を重ねることでいろいろと進化するのだ。
と言うことを実感した。

休憩後の地元作曲家二人の曲が楽しかった。
新倉健作曲の『Kokopelli』は、管楽器の特質を実によく捉え発揮出来る曲だった。
オーボエ、クラリネット、ファゴットの絡み合い、駆け引きが面白かった。
上萬雅洋作曲の『日本からのボトルレター』は皆さんお馴染みの日本のメロディーが
次々と繰り出されて、退屈する暇を与えてくれなかった。
左程難しいテクニックを聴かせるというのでは無いが、人声が入ったり、
変化に工夫を凝らした日本のメロディーの瓶詰めは皆さんに承けたようだった。

こういう肩から力の抜けたコンサートも有りですね。
Photo提供は浜崎英之さん。
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だ。

by tomiot3 | 2013-08-01 22:51 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)