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雨の日のゆとり

終日ぐずついたので、お陰で少し休養が取れた。
夕方ようやく砂丘方面の途中まで行くことが出来た。
運動量が少ない日は、カロリーも制限する。
我ながらよくコントロール出来るものだと・・・・・。

先日、気に入ったフランスのピアニスト、ケフェレックを探したが、我がライブラリーにはなかった。
熊本の斎藤さんの情報で、バッハをベーゼン・インペリアルで入れたものが有るとの情報。
調べたら有った。バッハ名演集

分野が違うが、村治奏一さんのギターにしばし耳を傾けた。
今年4月4日、東京ヤマハホールでのライブ録音、事務所からいただいたディスクだ。
冒頭のバッハ/プレリュードとフーガを聴いた。
録音がいいのか、自分の装置と合っているのか、
音が凄く良い。運指の滑らかさはプロであるから当然ながら、
フレーズなど自然の流れにたゆとうている。
低音弦の響きが素晴らしい。
ピアノに置き換えればベーゼン的だ。ふわーっと広がる感じなのだ。

村治奏一さんを淀江さなめホールで公演したのも随分と昔になった。
彼はまだニューヨークに学んでいた頃のこと。
当時の水木しげる記念館に行ってみたいというので案内をした。
音楽から離れると、どこにでも居る若者に品を加えた好青年だった。
その後の彼の演奏には蜜に接していないが、CDを聴く限り、もう立派なギタリストとして独立している。
アランフェス、新譜のスパークス
これには先のバッハも入っている。
スパークスとはきらめく火花と訳されている。
収録されている曲からの印象だろうか。

病魔と闘っているお姉さんの村治佳織さんとBSプレミアムに出演したこともあるし、
デュオなども放送された。
近況に接していないが、一日も早いお元気な姿をと願っている。

来年辺り奏一さんの来鳥をお願いしてみたい。

雨の日の想いは果てしなく広がる。

by tomiot3 | 2014-07-05 20:51 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)