蒸し蒸しと蚊
春眠でもない眠けをなんと言おう。
朝食を済ませ、「花子とアン」を見終えてしばらくしたら、
知らぬ間にうたた寝になっていた。
空気はしめっぽくて、そこそこの気温でも何となくかったるい。
10時過ぎ眼を醒まし、砂丘近くまで歩いた。
時折西風がさーっと吹くと体を冷やしてくれるが、並足でのウオークを終えると、
もう汗びっしょり。
昼食後ひと休みして、田舎の畑の収穫へ、ポツンポツンと雨粒が墜ちる。
急がなくては・・・・、
先回収穫から丁度1週間目、この時期の1週間というのは自然界ではものすごい変化をもたらす。
自然界というのはちと大げさ。
雑草の成長にまずビックリ、先回も手で抜き、鍬で引いたのに、
30センチ以上の草がボウボウと密集。
収穫前にまず草の処理だ。
草をつつくと蚊がわーっと湧くように盛り上がってきた。
草をひき、トマト、ナス、キュウリの収穫中、カニやられっぱなし、
集団的でなく、個別的自衛権も発揮できなかった。
蚊取線香を炊く自衛行動を怠った罰だ。
手の甲、顔の頬、おでこ、首筋、あーかゆい。
キュウリはお化けキュウリばかり、トマトは熟れすぎ、ナスはほぼ良かった。
これ以外に巨大キュウリとデカナス2本ずつ、他の人が引き取ってくれた。
なす紺の艶やかなナスは美しい。
只わが家のナスは無傷なものが少ない。
大抵は虫が穴を開けてくれている。
トマトは熟れすぎだが、がぶっと囓ると甘いのが難だが、まあ旨い。
バルサミコソースを煮詰め、ちょっとメープルシロップを垂らし、トマトとクリームチーズにかけた。
まあまあかな。
トマトのスライスにハムの薄切り、カマンベールを載っけて、バターでしばしソテー。
これはトマトの水分が抜けちゃって良くなかった。
加熱しないトマトと生ハム、モツァレラでたべるのが本当かな。
昔のトマトのように、すい味のあるトマトが食べたい。
がぶっと囓った時のじゅわーっとくる酸味。
今年のわが家のも甘いトマトだから。
by tomiot3 | 2014-07-16 19:53 | 農耕・自産自消・園芸 | Trackback | Comments(0)