遠足シーズン来る
完全に春モードの陽気になった。遅咲き山桜も遅ればせながら、順不同に開花が盛りになってきた。
“商業です。今日は東高、西高もですわ”
そう言えば、千代川左岸の直売所に行く途中、橋を右岸に渡りきった高校生の一団に出合った。
砂丘は三色のジャージーで賑やかになった。
残念ながら自転車道の約400メートルは下水道管埋設工事のため全面交通禁止。
こうした遠足、行楽シーズンにレジャー用道路が閉鎖とは情けない。
私ども夫婦は、こどもの国入り口信号近くの今は盛りの八重桜を眺め尽くした。
この桜はある運送会社の敷地だが、年々枝をバッサバッサとやるので、すっかり樹形が台無しになった。
それでも八重桜は懸命に花を付けている。
高校生達が青春を謳歌しているのを尻目に数知れぬ手塩の山桜たちの状況を見、
ハマナスの生育状態を見ながら歩く。
先日、弓浜のハマナスが抜き取られたと報じられた。
ご存じ、ハマナスは知床旅情のごとく北方生、薔薇の原種的な植物だ。
砂丘近くで見つけたのが8年前、自生なのか人の手で植えられたのかは不明だが、
兎に角ずーっと見守り、生育の邪魔になる回りの松やニセアカシアを整理してきた。
だが道路の砂除去で埋められたり、自然に劣化したりで消える運命の者も有った。
そこで数年前から種を採取し、翌年に大量に蒔いてきた。
どうやらその成果が現れだしたようだ。
幸いなことに今までのところ抜き取る人は居なかった。
それでもサクラの被害、その他の花木を手にしている人をちょくちょく見かけるにつけ、要注意ではある。
by tomiot3 | 2015-04-16 20:35 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)