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戦争か平和か

先日、東京大空襲の写真集を手に入れた。
膨大な記録写真をじっくり見るには相当な時間と努力を要するが、
パラパラと目を通しただけで、その悲惨さは目を覆うばかりだ。
1945年3月10日の大空襲だけで無く、東京を筆頭に日本中の多くの都市が爆撃された。
幼いながらも戦争の実態を経験した者にとって、この写真集は戦争を再び起こしてはならぬ決意の証しとなる。

今日付の日本海新聞「一刀両断」は現政権が強引に推し進めている安全保障関連法の衆議院予算委員会における
社民党福島副党首が「戦争法」と言ったことの物議について明快に述べられている。
自民党は発言の撤回を求めているが、
「戦争法」とはまことに当を得ているではないか、戦後70年一度も戦争を仕掛け、仕掛けられたことの無いわが国が、戦争か平和か_e0166734_19154602.jpg>何を血迷ったか、積極的に戦争に参加したいと言っている。
後方支援は立派な戦争惨禍であることぐらい分かっていて言っているのだろう。
小林節氏の論調は非常に分かりやすい。
そもそも安倍首相や自民党の発言は筋道が通らず、論理的で無いことを明確に指摘した。
是非皆さんも吟味在れ。

積極的平和主義(よくわからない)を唱える前に、地球温暖化への積極貢献を打ち出すべきだと思っている。
わが国は原発推進の思惑から抜け出せず、非常に奥歯に物の挟まったが如くの消極さである。
まこと環境世界のリーダーたらん事への反逆である。



by tomiot3 | 2015-04-21 19:28 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)