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砂丘 それは人生に夢と希望を与える

近頃、砂の美術館の集客力に陰りが見られるという報道に幾度か接した。
砂丘観光者と砂の美術館来館者は相互に連動性が有ると見られている。
私自身は砂像にそれほどの魅力を感じていない。
それぞれの作品はここまでよくまあと言う面は否定出来ないが、
それ以上のものでは無い。
そもそも砂の美術館まで必要だとは思っていなかった。
基本的、基礎的な国立公園、自然公園としての鳥取砂丘の本質を見極め、
美しい砂丘とは、砂丘はどう有るべきか、どう磨きをかけるべきか、
官民一体となって考察する事が求められていると考えて居る。
私は雄大な砂丘素材を磨き切れていないと見ている。

砂像、砂の美術館構想もそのたぐいのひとつであるかもしれない。
しかし、それは市民、県民の総体としての意識で無く、
一部発案者と行政の結びつきの為せる結果だ。
砂丘の未来について県民市民の関心度、行政のi意識と洞察力レベルなどに疑問を感じながら、
そうじて刹那的判断力が横行していたのでは無かろうか。
そもそも一つの事象に対して深い論議が為された例をあまり知らない。
多くは国の方針や政策に支配され、そのことに恭順するが如く政策を推進してきたのでは無いか。
記憶に残る事柄を思い返してみると、
砂丘と多鯰ヶ池周辺をヺ含めた総合開発整備計画成るものが、鳥取市で検討され、あたかも実現するが如くの話で有った。
事の善し悪しは別として、このプランはそれなりに壮大なもので市民が議論するたたき台であったように思う。
そのうち、砂像、イルミネーションなどほぼ刹那的計画が立案実行されてきた。

私案であることを前置きして。誇大妄想する。
砂丘エリアの拡大。
その1 鳥大演習林などの県或いは市への返還。
その2 多鯰ヶ池とその周辺の開発整備。
     周辺山林を徹底整備し、青少年育成林を整備し、キャンプ場、コテージなどを整備する。
     そして砂丘周遊散策路を整備する。
その3 こどもの国、砂丘の家(市サイクリングターミナル)、国民宿舎「新砂丘荘」、柳茶屋キャンプ場 
     周辺一帯を総合的に開発整備する。
     むしろ、湯山地区に対する浜坂地区としての位置づけを行い、
     馬の背だけに集中する自然公園の在り方に光を当てる。
     例えば、オートキャンプ場、或いはコテージ、そしてキャンパーなどへの供給として、
     野菜、海産物の直売所を設置する。
その3 浜坂旧集落からの旧浜坂の道を再発掘再整備すると共に、こどもの国、キャンプ場、ゴルフ場
     を経由し、摩尼山、久松山にいたるトレッキングコースを整備する。
その4 砂丘と多鯰ヶ池を分断している旧9号国道(現県道)を撤去、文字通り砂丘を一体化する。
     砂丘への観光客誘導は、鳥取駅から砂丘トンネル以前に至る間に於いて、
     徹底したパークアンドライドで新公共交通機関により処理する。
     車による来客に対しては、市道砂丘線と9号国道湯山ICにより導き、一定数の公共駐車場を          設ける。
その4 現福部地区の民間施設は現日交砂丘センターを中心とした地区に近づけ、集中し、
     現在の県道を東側に約100メートル東側に移設する。
     つまり、より砂丘を拡大する。
以上、日常的思考を述べた。
今や全国の観光地は、近くは東京オリンピック、そして未来的な観光客誘致の在り方を模索している。
いまや、国際感覚で山陰海岸国立公園の一郭としての鳥取砂丘を捉まえることが求められている。、

ところが先日の報道で国のビジターセンターというのが報じられた。
まず第1
現在の湯山地区の砂丘施設を撤去してほぼ7倍規模の国営ビジターセンターを建設する。
第2に
こどもの国や多鯰ヶ池を含む浜坂地区を第2地区として、ロングトレイルなども整備する。

かねてよりの思考と少し一致するところはあるが、国がやるから良いという事になるのだろうか、
県民市民がどの様に関わり、理解し、協力出来るかが問われる。
多くの場合、国民の理解を得ると云う事はわが国では一番苦手の部類である。
かって、都市交通の在り方について、国際会議を傍聴したが
その時強く感じたことの一つが、市民の理解と協力と云う事であった。
如何なる場合にも起こる現象、未だ民主主義はならず、が問題だ。
  この記事だけでは全容が理解出来ない。
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今日も穏やかな砂丘。
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by tomiot3 | 2015-06-25 21:56 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)