韓国リニアにちょっとビックリ
今月3日に韓国初のリニアが開通したと報じられた。
仁川空港磁気浮上鉄道なるもの。
ところが最初の運転開始して8分後に急停止した。
韓国メディアは「恥を掻いた」と報じたらしい。
韓国は米国に韓国リニアを売り込んでいるというのは知っていた。
そして今回の路線は2012年には完成していたのだが、
トラブル続きで延び延びになってやっと開通にこぎ告げたのだが。
韓国は世界で2番目に独自技術で、を強調していた。
ところが内容は日本と比較するに当たらない
磁気吸引式で中国で既に運航されているドイツ・シーメンス式と同じ方式だ。
日本のリニアは超伝導磁気浮上式1960年頃から宮崎試験線、山梨試験線で実験を重ね、
世界の如何なる国の追従を許さない盤石の技術の結晶。
韓国は虚栄の強い国との印象が拭いきれない。
一番だとか独自だ、を強調する。中国とそっくりだ。
韓国新幹線は600Km/h営業を目指しているそうだが、これも鉄路上でも不可能でないにしても
安全性の低下は否めない。
試験走行では400km/h台のスピード記録はあるが、やめとけばいいのに。
やはり日本リニアの605km/hが気になるのだろうか。
リニアと言えば、鉄路走行の地下鉄路線でのリニア走行は国内7路線ですでに運用されている。
ここでリニアと言えば、ついつい東海リニアを思ってしまうが、これは飽くまでも超伝導磁気浮上式であって、
リニアそのものの意味は、直線、つまり誘導電動機の固定子部分を地上に直線的に敷設し、車上に回転子に当たる
部分を積んで駆動されている。
2016年に開通した東京都営大江戸線は鉄輪式リニア走行車両である。
現在は大阪、名古屋、福岡など7路線で運行されている。
リニアのメリットは車上の駆動装置が従来の電動機部分と伝達装置のようにではなく、
回転子に相当する推進部分だけなので非常に小型化できる。
さらに車輪は重量を支えるだけで、レールとの摩擦で走行する必要がないから、
55‰勾配まで対応できるなどのメリットがあり、車両断面を小さくできるため、トンネルも小さくできる。
ちなみに大江戸線に乗ってみるとよく分かる。
車両が小さい、急勾配を駆け上るなどたちどころである。
by tomiot3 | 2016-02-06 19:56 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)