麗しのジョイント

寺内智子&中原美幸
ソプラノ・ジョイントコンサート
鳥取市文化ホール

心配した雪もほとんど影響のない程度。
14時開場前、既にホール前に長蛇の賑わい。
ほぼ満員、雰囲気作りはまずまず。
ピアノはヤマハのようだ。
そしてステージ上手に字幕ボードが、これは見やすそうだ。
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さて、デュエットによる「歌の翼に」で幕を開けた。
声質が近いナーと先ず感じる。
ホールの響きが豊潤でないから声に角が立つ印象。
そのあと、中原さん、寺内さんがそれぞれソロを歌う。
そしてまたデュエット。
「忘れな草」は同名のイタリア映画で歌われた。
20世紀を代表する名テノール歌手ベニャミーノ・ジーリが歌っていた。
タリアビーニの歌うのもよく聴いたような気がする。
久しぶりに聴いた「忘れな草」だった。
ついでスキャットによるトルコ行進曲、コミックな「猫の二重唱」で会場は大いに和んだ。
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休憩の後はオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」より
7曲がお二人に加えて、バリトンの西岡千秋氏が加わり、
モーツァルトのくだけた側面のオペラを細やかな演技と軽妙にして洒脱な
二重唱、三重唱の醍醐味を味わった。
アンコールは武満徹/小さな空、
良い曲でも有るし、大好きな曲なので、ひょっとしたら一番心に染みたかもしれない。

今日も響きの良くないホールだと思った。
ピアノにしろ、歌にしろ軟らかな表現が伝わりにくい。
ことにピアノは単調な音になり勝ちだった。
ヤマハだからと言う訳ではないと思う。
調律もふくめ、少々物足りなかった。
せっかく放なたれた美声がぱーっと広がらずに萎んでしまうようだった。
それが届いた時にはきつく聞こえてしまう。
ホールトーンの質の大切さを今日も痛感した。
お客さんの拍手のやや淡泊さにもすこぶる影響していたと感じた。






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by tomiot3 | 2016-02-07 22:01 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

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