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マリーアントワネット

古楽のたのしみ
今週は「フランス王妃マリーアントワネットと音楽の関わり」が5回に亘って放送された
マリー・アントワネットはハプスブルク家の第十一王女
母のマリア・テレジアは音楽を大事にした人
アントワネットとモーツァルトは同い年
7歳の時、宮廷に招かれたモーツァルトが転んだとき、助けてくれたアントワネットに
感激したモーツァルトが“大きくなったらボクのお嫁さんにしてあげる”と言ったそうだ
アントワネットはハープとクラヴィコードに長けていた
フランスに嫁いでからはハープの発達に貢献したことが伝えられている
現在のハープの形はアントワネットによるものが大きい
また作曲もでき、歌も歌え、オペラにも出演したことが伝えられている

「それは私の恋人」
伝マリー・アントワネット:作曲
(ソプラノ)唐澤まゆ子、(フォルテピアノ)平井千絵

ジャン・ジャック・ルソー/村の占い師にも出演したことが伝えられている

最終日の放送は胸が痛んだ
夫のルイ16世の戴冠式のためのミサ曲
そして、軽視した王妃のための曲が存在する
ドゥシェク/フランス王妃の受難
ノイコム/レクイエム
ブランタード/マリー・アントワネットにささぐレクイエム

アントワネットの名誉回復は30年後に成された
しかし民衆はデマ、今で言うフェイクニュースに踊らされ、ギロチンが降ろされた後
共和国万歳を叫んだ
真実が歪められ、ギロチンのつゆと消えたマリー・アントワネット
彼女の音楽への貢献は非常に大きかった
それだけに今でも尚、悔しさは消えない
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by tomiot3 | 2017-12-22 20:53 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)