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作曲家大中恩氏逝く

作曲家大中恩詩が天に召された。
享年94歳だったそうな。
まず、さっちゃん、いぬのおまわりさん、などの親しみやすい童謡をつい口ずさむ。
そんな大中先生、永らく消息に接していなかったで、訃報に接しちょっと驚いた。
94歳、天寿を全うされた。
童謡や歌曲もさることながら、多くの合唱曲を世に出されたことの印象が強い。
男声、女声、混声の30曲を上回る曲集、
中でも混声の[島よ]は大曲で多くの合唱団で歌われ、合唱コンクールでも
幾度か聴いた。
2012年、おそらく晩年の締めくくりの作品であろうか、
ソプラノ独唱と混声合唱のための交声曲「平和への祈り」(2012)
を聴いてみたい。
戦後昭和の復興期に子どものための音楽、そして国民を勇気づけとようとされた音楽、
歌曲などもあるが、なんと言っても合唱曲の数々を忘れることが出来ない。
先生はきっと日本の平安を祈られ、平和裡に国民が推移することを祈られ天に召されたに違いない。

by tomiot3 | 2018-12-04 19:54 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)