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冬将軍迫る

今朝は寝坊でウオーキングは出来なかった。
加えて午前中は正月用品の買い出しで潰れてしまう。
それでもと昼食までに数千歩熟した。
ところがほとんどがカウントロス、つまりその分記録に残らなかった。
しからばと昼下がりに一挙挽回を図る。
生憎の悪天、止み間があるものの、ほとんど傘無しでは歩けない。
それに時折の突風も吹く。
よーし、今年は1回くらいしか歩かなかった覚寺の旧道経由タネガイケをめぐる砂丘経由を歩こう。
このコース、我らの住宅地からわずか1キロほどのところ、かっては田園地帯だった。
それが今では田園は残りわずかになってしまった。
ここ数年の出来事だ。
お百姓たちは農耕を止めてゆく。後継者もいない、儲からない、だろうか。
去年とも随分景色が変わってしまった。
いずれは田んぼは無くなるんだろうな。
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浜坂東、浜坂ニュータウンの住宅地を過ぎると砂丘道をまたいで覚寺の旧道につながる。
昔はバスも通っていた道、幅員も狭く、坂道で右に左にくねくね、バスにとっては難所だったそうだ。
何回くねくね曲がることだろう。
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この道の半ば辺り、山手からの湧き水がある。
量もさほどでは無く、また飲料には?
今まで夏場などは幾度となく手を冷やした。
しかし飲用にしたことは無い。
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樫の木の原生林のトンネルは夏場はとても有り難い。
昼なお暗きだ。
この辺りはずーっと左手はすごく急峻な崖で原生林が生えている。
以前の夕方ここを通過しているとき、イノシシが右手の山から現れて、
道をどどーっとお横切り、右手の崖に突進したものだから、堪らず崖を転がった。
ドーンドーンと大木にぶち当たりながで迫力満点だった。
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この道の旅程は1.5キロぐらいか、やがて掘り割りの峠になる。
掘り割りには岩を削った鑿の跡がくっきりと残っている。
きっと難工事だったに違いない。
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掘り割りを過ぎるとぱっと視界が開ける。
タネガイケと砂丘の眺望がパッと広がるのだ。
そして左手にはタネガイケ探勝路の表示板が目に飛び込む。
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すぐにタネガイケ、砂丘の絶景ポイントになる。
今日は生憎だが、晴れた日の眺望は素晴らしい。
これらを生かし切れていないなー。
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また2キロ近く、タネガイケの東側をめぐる旧道が続く。
途中、上空をドクターヘリは豊岡へと帰還していた。
きっと新中央病院の屋上ヘリポートに降り立ったのだろう。
時折の強い霰混じりの風雨、屋上の風は尚更だろうから、
着陸はどうだっただろうか。
タネガイケを左手に眺めながら、砂丘入り口へとつながる。
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ちょうど風雨が強まったとき、親子四人の旅人とすれ違った。
小さな傘がお母さんと小さなお子さんをカバー仕切れないようだった。
生憎のコンディションでしたねー。
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このコース、1万3千歩をカバーでき、トータルではなんとか目標に近づいた。
しかし霰混じりの風雨には悩まされましたねー。
ちょっときつかったよ。

どうやら風の音も冬になってきた。
西の空はすっかり冬の景色だ。
今夜から雪が降り出すかもしれない。
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by tomiot3 | 2018-12-27 20:00 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)