寒は二十日まで、どうやら雪の無い,温暖な寒中で完結しそうだ。
とうとう待機中の除雪車が消えた。
待機してから半月以上じっとしていれば具合も悪くなろうというもの、
ひょっとして整備の為の撤去か、再配備されるかもしれない。
だって2月、3月に雪がどっさりと言うことだって、雪はこれからだ。
午前中もパッとしない天気、100メートルはたっぷり離れていようか、すくもの焼ける匂いが漂ってきた。昨日からのすくも焼きが未だくすぶっていた。
雲間に晴れたり、また雨が降ったりと忙しい天気。
いつものように三度のウオーキング、傘を離すことが出来なかった。
夕方の仕上げウオーキング、与謝野碑の砂丘案内板に見入っている女性二人有り、
ちょっと遠くから声をかけた。
〝わからないんですか〟
〝わからないです〟
近づいて、〝どちらへ〟〝砂丘ですけど〟
案内板を示しながら、〝道なりに行って最初の信号を左に折れて、1キロほど行くとまた信号があります。常時左折なのでそのまま左折すれば300メートルぐらいで到着です〟
〝どちらからお出ですか〟〝北海道です〟〝えー!北海道のどこです〟〝北見です〟
さらに驚いて〝北見って北海道で一番寒ところじゃ無いですか〟
〝出るとき吹雪いてました〟
自転車道を示しながら〝今年は異常で雪が無いけど、この辺りも50センチくらい、多い時は1メートルぐらい降って日課のウオーキングも大変なときがあります〟
〝日本海側だから降るんですね〟
車は島根ナンバーわ、島根からやってきたんだ。
中年のおばちゃん二人、元気はつらつ、〝気をつけて〟
短い時間の対話ながら明るいお二人とのやりとり,コンシェルジュがきちんと出来てうれしかった。
海は荒海、月齢12.6、砂丘もちと寂し。