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来世を意識した日

今日は町内同じ班の5歳年上の男性の葬儀だった。
人なつっこく笑顔の絶えないお人柄だった。
そのせいもあってか葬儀場はいっぱいだった。
しかもちょいと遅刻、既に葬儀は始まっていた。
末席の末席、しかも祭壇の見えない端っこ、だから目の前のモニターで葬儀の進みを拝見するという初めての経験をした。
葬儀が滞りなく終わり、出棺までの狭間、ご近所の方たちと談笑、
姿勢も良くてだんだん若くなられるようだ、と言われてちょっぴり良い気分。
いやいやだんだん順番が近づいてます。と照れ隠し。
元知事、衆議院議員の平林鴻三さんもお見えになっていた。
お元気そうで何よりです。とご挨拶。
数えで90になるとおっしゃる。杖をついてのゆっくりの歩みながら、
しっかりとした足取り、ほっそりとされている分、楽になられたのではと拝察した。

喪主はご長男だったが、お子さんは皆よそへ、だから奥様が一人暮らしになるのだろうか。
発展した挙げ句の日本の現状は独居の増大、
その最大公約数を私らも味わうことになるのだろう。
自分たちの次の世のことをしっかり考えておかねばと気づく一日だった。



by tomiot3 | 2019-04-06 20:17 | よもやま・つれづれ | Trackback | Comments(0)