ダウラ サロンコンサート
日本海新聞掲載さる
本日、日本海新聞に拙筆が掲載されました。
新聞そのものは載せられませんが、
その原稿を以下にコピーしますので
お読み下さい。
ダウラ・サロンコンサート
ヴァイオリンとヴィオラによる『愛のテーマ』
今皆さんが一番求めていることは何でしょう。と様々な思いが浮かぶ。そして私に出来ることは何だろうと自問自答するのである。余りにも急激でひどい仕打ちの社会、どうしてこんな事になったのだろうか。お互いを思いやる心配り、集約すれば愛が有ればこんな事になる筈がない。の思いを込めて『愛のテーマ』としてサロンコンサートを行うことにした。
こんなご時勢に音楽なんか聴いていられるかい。の声も聞こえてくるのは承知の上で、このような時だからこそ音楽による憩いのひとときを過ごして頂き、束の間でも心を安んじていただければ嬉しいのである。
眞家利恵さんは県内定住のヴァイオリニストとして大事な人。今まで2回ダウラで弾いて頂いた。先回、ヴィオラを弾いていただいたのだが、その温かい音いろが堪らなく心に染みたのである。その後、お客さんからのリクエストが相次ぎ、眞家さんに無理をお願いして、ピアノの稲毛麻紀さんとのデュオで三度行うことになった。
前半はヴァイオリンでイザイの「こどもの夢」、ブラームスの「ソナタ第2番第3楽章」、R.シュトラウスの「ソナタ作品18第三楽章」を多少の硬軟のアクセントをつけてお送りする。
後半はお待ちかねヴィオラに持ち替えて、ミヨーの「ソナタ第一楽章、第三楽章」とブラームスの「ソナタ第一番」をお送りする。
ヴィオラの少し太く、柔らかな音はなぜかしら、人の心にそっと忍び寄り心を温める力が潜んでいるようだ。前回の演奏ですっかりヴィオラに魅せられたファンが増えた。曰く言い難い生きる力を与えられるようだ。
社会不安の折、シェアリング(わかちあい)の小さな思いやりで、経費を削って、ぎりぎりの会費設定をした。これからのコンサートも出来る限り、この考え方を導入したいと思っている。音楽で明日への希望を持とう。
とっとり楽友協会 谷口十三生
会場 紅茶専門店ダウラ
日時 2009.2.11(水・祝)
14:30~16:30(予定)
会費 3800円(ティーパーティー代含む)
申し込み 0857-21-3101(ダウラ)
by tomiot3 | 2009-02-08 22:32 | コンサート | Trackback(1) | Comments(0)