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砂丘の評判

ダウラでの話

昨日は有隣荘の見聞で良い気分と英気を養う一日だった
ところが今日ダウラで聞いた話は、ああやっぱり 
昨日、栃木県から女性二人の旅人来客が有った
砂丘へ行って来たという
そこでマスターが問いかけた
“砂丘は如何でしたか”
“言ってもいいですか 鳥取の方には言い難いですけど”
“いいですよ 鳥取の人間でないから” 咄嗟とは言え良くできました
“汚いです たとえば 土産物屋 品物も陳腐 これでも国立公園ですか”

よく言って下さいました

おそらく日本一の砂丘イメージが壊れたのだろう
口コミでまた広がってゆく

私も常々思っていたこと 決してこのお客さんだけでなく
恐らくまともな方は皆さんそう思うに違いない

余りにも低俗で自然を食い物して平気になっているのである
デザイン性など全くなく、脈絡もなく立ち並ぶ建築物
車で来てひょいと行けば、もう砂丘 
ラクダや馬も待っている
オシッコや糞の臭いもアクセサリー

ある時、くさいねー と観光客が会話していた

意味のない立木は荒れ放題、
草原砂丘の草はみっともなく風にそよいでいる

イベント重視の皆さんはそんな事はお構いなし
とにかく大量に来てくれればいいんだ 大成功!
喝采喝采

このままでは駄目だ
デザインし直さなきゃ
つまり元の砂丘イメージを復古せねば
これこそ砂丘ルネサンスだ
公園エリアも見直しだ
多鯰ヶ池とその周辺 
乾燥地研究センター用地もエリア内にして
もっと雄大な砂丘を観てもらおう

修景も何も有ったものではないデザイン感覚
官も民もだ

環境省、鳥取県、鳥取市それに受益団体は
本当の砂丘を嫌っているのかも知れない

砂丘とその周辺、修景、ゴミなど
撮りまくった写真は膨大だ

いつか「キレイでない砂丘とその周辺」と銘打って
写真展?をしたいくらいだ

そのうちの一枚、土産物屋の始まる東側の一部
砂丘の評判_e0166734_22295351.jpg

by tomiot3 | 2009-02-23 22:40 | 自然・環境・緑・災害 | Trackback | Comments(0)