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日本お懐かしき歌々

夕焼け小焼けで日が暮れて 山のお寺の鐘が鳴る ・・・・
BS朝日で正月早々に童謡やら日本の懐かしい歌の数々が長時間に亘って放送された。
プロ、アマの合唱団やら児童合唱団、学校合唱団など、様々な歌う形態だけでも結構楽しいのだが、改めて日本の歌がいかに人々の胸の内、脳裏にしまわれているかということを思った。
大変に長時間なのと、民法なるが故にコマーシャルが挟まれているので、折々これらをカットし、DVDなどに落としておこうと思っている。

今日の夕焼けは,そんなことも有ってかことさらに美しく思えた。
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そして4月には咲くであろうヤマザクラの幹たちも西日を受けて黄金になった。
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by tomiot3 | 2019-01-07 20:45 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

人生の輝きウイーンフィル・ニューイヤー

ウイーンフィル・ニューイヤー
欠かすことの出来ない我が家の行事。
クリスティアン・ティーレマン指揮、コンマスはライナー・ホーネック。
すっかり頭が白くなって貫禄ですね。
幾度もお会いしていながら近年はすっかりのご無沙汰ご無礼。
未だメンバーに幾人かの顔見知りは居るが、激減の一途が寂しい。
それに反して女性団員が目立ち始めた。
ゲストにライナー・キュッヒルさんと奥さんの真知子さん。
お二人にはうん十年前、大阪のウイーンフィル友の会でお会いしテイル。
そして探せば写真もあるはず。
これら一連の資料整理は今年の整理目標ですね。
ウイーンフィルの音の色、輝くような音を聞いていると虫が騒ぐ。
前半、正直今年のプログラミングはちょっと地味かなと感じた。
後半はどうなるか。
黄金のホールを観るにつけ、環境の聴感に与える影響は無視できないと思う。
ただ空間があればと言うことでは無いはずだ。
とにかく夢のまた夢だが、今一度ならずとも幾度でもウイーンに行きたい。





by tomiot3 | 2019-01-01 20:34 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

大晦日のたわごと

第九を聴いてクラシックハイライトを観て大晦日の夜を過ごしている。
ハイライトでピアニストのマリア・ジョアアン・ピリッシュが今年引退すると発表したことに
対する本人のインタビューが興味深かった。
引退する理由は年のことばかりでは無い。
最近のピアノは進歩しすぎて、つまり大ホールでも大きな音が出るように改良されて、
ピアニストが創意工夫をこらしてテクニックを駆使するという場面が無くなった。
いわゆる誰が弾いても大きな音を響かせることが出来る。
と言うことの理由をのべた。
そうか!
そのことへのひとつの抵抗と言いましょうか。
かのショパンコンクールにピリオド楽器部門が創設された。
第1回ショッパン国際ピリオド楽器コンクールに日本人の川口成彦(29)が
二位に選ばれたという。
うれしい限り。
ピリオド楽器には興味が有る。つまり古楽への愛着興味への同一線上に
ピリオド楽器があるわけで、フォルテピアノによる演奏にはことさらに魅力を感じる。

テレビを観ながらひょっとそんなことに思いを寄せていると、
全くもって何の関係も無い今日の餅つきのことを想い出してしまった。
何という支離滅裂、白い餅2臼、草と栃1臼ずつ、
草は今年摘んだヨモギが少なかった上にどこか行方不明、
古い乾燥ヨモギを持ち出して代用した次第。
来年はきちっとしなきゃ。
これらのことはほぼ一瞬の走馬灯であった。
何という滅茶苦茶、これが我が人生なんだ。
来年だって進歩することは無いだろう。
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by tomiot3 | 2018-12-31 22:28 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

冬至の日のビバ合唱!

冬至、やっとこせこれからゆっくりと日が長くなり先ずは桜の春を迎える。
間違いなく桜の花芽を眺めては春への思いを寄せる毎度のウオーキング。
冬至の朝、〔ビバ合唱!〕を聴き終えてから歩きを始める。
今日は冬至に併せて冬の歌の数々が紹介された。
今ほとんど歌われないかもしれないが、我らの育った頃の歌は本当に良かった。
今聴いても懐かしさがこみ上げてくると共に心が和み、あーいい歌だ!と慨嘆する。
今風の賑やかな音楽は我らは〝やかましい〟と申して聴かない。
いつか回帰現象で古き良き歌の数々が復権することを願う。
やっぱりNHKの影響はデカイ。
我が家はド派手な紅白も見ない聴かない。
裏番組の第九はちゃんと聴くが。
子どもたちには特に影響が大きい音楽、心の奥底から情感をかき立て和ませる音楽って何だろう。
そして懐かしい作曲、作詞家の人々、ダークダックス、京都エコー、クロスロード、晋友会などなどのグループ。
作曲家の三善晃、指揮者の浅井敬一、辻正行、関屋晋などの方々、懐かしい!
いずれもお会いし、交わした会話が走馬灯のように思い出され脳裏を駆け巡った。

参考

▽「冬景色」~冬のうた

鷹羽弘晃「「三つのわらべうた」から「おおさむこさむ」」わらべうた:作詞,本間雅夫:作曲,(女声合唱)仙台市立長町中学校合唱団,(指揮)千葉敏行ほか

楽曲

  • 「「三つのわらべうた」から「おおさむこさむ」」
    わらべうた:作詞
    本間雅夫:作曲
    (女声合唱)仙台市立長町中学校合唱団、(指揮)千葉敏行
    (0分52秒)
    <Giovanni GVCS 10402>

    「冬景色」
    文部省唱歌:作詞
    文部省唱歌:作曲
    鷹羽弘晃:編曲
    (児童合唱)NHK東京児童合唱団、(指揮)金田典子、(ピアノ)古高晋一
    (2分25秒)
    <camerata CMCD-28277>

    「冬の夜」
    文部省唱歌:作詞
    文部省唱歌:作曲
    若松正司:編曲
    (男声四重唱)ダークダックス
    (2分23秒)
    <KING KICG 230>

    「冬の星座」
    堀内敬三:作詞
    ヘイス:作曲
    信長貴富:編曲
    (女声合唱)大阪府吹田市立南山田小学校PTAコーラス コールPiu、(指揮)福田美保
    (1分55秒)
    <Giovanni GVCS AL121/3>

    「雪」
    文部省唱歌:作詞
    文部省唱歌:作曲
    飯沼信義:編曲
    (混声合唱)合唱団京都エコー、(指揮)浅井敬壹
    (1分50秒)
    <Toshiba TOCF-56003/4>

    「雪の降る街を」
    内村直也:作詞
    中田喜直:作曲
    (女声合唱)東京混声合唱団、(指揮)岩城宏之、(ピアノ)松井晃子
    (3分58秒)
    <日本伝統文化振興財団 VZCC-81/2>

    「樹氷の街」
    竹岡範男:作詞
    矢田部宏:作曲
    (混声合唱)千葉大学合唱団、(指揮)横山琢哉、(ピアノ)須永真美
    (3分55秒)
    <KING KICG 530>

    「少年少女のための合唱組曲「祭りと子ども」から「雪の祭り」」
    中村千栄子:作詞
    岩河三郎:作曲
    (児童合唱)新座少年少女合唱団、(指揮)望月秀夫、(ピアノ)肥田野清美
    (3分46秒)
    <日本伝統文化振興財団 VZCC-100/1>

    「スキー」
    時雨音羽:作詞
    平井康三郎:作曲
    坪能克裕:編曲
    (児童合唱)タンポポ児童合唱団
    (2分07秒)
    <KING KICG 3109>

    「スキーの歌」
    林柳波:作詞
    橋本国彦:作曲
    平吉毅州:編曲
    (混声合唱)合唱団京都エコー、(指揮)浅井敬壹、(ピアノ)藤沢篤子
    (1分30秒)
    <Toshiba TOCF-56003/4>

    「雪の夜の思い出」
    中村千栄子:作詞
    湯山昭:作曲
    (混声合唱)湘南市民コール、(指揮)湯山昭
    (2分40秒)
    <Victor VICG-60155>

    「男声合唱曲「枯木と太陽の歌」から「冬の夜の木枯しの合唱」」
    中田浩一郎:作詞
    石井歓:作曲
    (男声合唱)男声合唱団 甍(いらか)、(指揮)石井歓、(ピアノ)角聖子
    (3分49秒)
    <日本伝統文化振興財団 VZCC-5>

    「たきび」
    巽聖歌:作詞
    渡辺茂:作曲
    当間修一:編曲
    (混声合唱)大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団、(指揮)当間修一
    (1分21秒)
    <音楽ほほえみ基金 MAB-1127>

    「女声合唱のための「山田耕筰による五つの歌」から「ペチカ」」
    北原白秋:作詞
    山田耕筰:作曲
    三善晃:編曲
    (混声合唱)晋友会合唱団、(指揮)関屋晋
    (1分55秒)
    <PHILPS PHCP-1814>

    「女声3部とピアノのための「長くて短い六つの歌」から「降りつむ」」
    永瀬清子:作詞
    林光:作曲
    (女声合唱)クロスロード・レディース・アンサンブル、(指揮)辻正行、(ピアノ)河本充代
    (3分50秒)
    <Victor VICG-50038>

    「雪の窓辺で」
    薩摩忠:作詞
    三善晃:作曲
    (女声合唱)花巻女声合唱団、(指揮)北村協一、(ピアノ)久邇之宜
    (2分46秒)


by tomiot3 | 2018-12-22 17:37 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

磯山雅さんを偲ぶ

〔今週の古楽の楽しみは磯山雅さんを偲ぶものだった〕
今年の1月27日夜、第29回ヴォーカルアンサンブルコンテストの審査を終えた後、折しもの東京の雪に逢い、足を滑らせ頭を強打して入院、同年2月22日に外傷性頭蓋内損傷で亡くなられた。享年71歳のこれからという我々の期待が無になった。
今年3月の放送予定をすでに残されていたそうで、それはレクイエムが題材だったという。
ご自身の災禍を予想してのことではないだろうが、レクイエムを取り上げられるつもりだったとは。
今日の番組の最後は、その中のビクトリア/レクイエムが放送された。
磯山雅さんのバッハ解説は耳をかっぽじって聞いた記憶が懐かしく、
もっともっと沢山の古楽を永く紹介して欲しいと願っていた。
一年を振り返れば、今年これほど残念な事があっただろうか。
過去に残しておいた録音を探さなくてはと思いながら、未だならずを申し訳なく思った
今週だった。


by tomiot3 | 2018-12-21 19:39 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

パリ管 聴き逃す

去る13日のパリ管弦楽団鳥取公演を諸般の事情によりまして枸杞とが出来なかった。
マーラーの一番とベートーヴェンの田園、一般承けすることこのうえなしのプロだった。
殊に田園の演奏回数って運命に比べると割と少ない。
だが田園が好きで堪らないと言う心情は今も変わらない。
パリ管を聴いたのは1970年、大阪万博記念公演、パリ管自体二度目の来日だったと思う。
指揮者はジョルジュ・プレートルとセルジュ・ボドと共に来日して全国ツアーしていた。
私が聴いたのは、ジョルジュ・プレートル指揮、ピアニストは当時カラヤンに見いだされに人気絶頂のアレクシス・ワイセンベルクだった。
会場は大阪フェスティバルホール,曲目はたしか
ラヴェル/マ・メール・ロア組曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲
ムソルグスキー/展覧会の絵
ラヴェルが終わっても鳴り止まぬ拍手でワイセンベルクがアンコールに応じた。
それはバッハの「人の望みの喜びよ」ピアノ編曲版だった。
この曲をナマで初めて聴いて以来心に残る一曲になった。
さらに後年、やはり大阪フェスティバルホール、カラヤン/ベルリンフィルのブラームスチクルスが有った。
交響曲4曲、vn、Ph、VnとVcの為の協奏曲、
さらに12人のチェリスト(ベルリンフィルメンバー)によるコンサート、
そしてA・ワイセンベルクのピアノソロ、以上併せて5日に亘るコンサートだったが、
ワイセンベルクはベートーヴェンの三大ピアノソナタを弾いた。
ところが熱情ソナタの弾き出しから変だぞ,と思っていたら第一楽章の
何小節目かではたと止まってしまった。
そして最初から弾き直しということになった。
こんな目撃は初めての経験だった。よほど調子が悪かったのだろう。
三曲が終わった後のアンコールがすさまじかった。
それは曲数である、余りの長さにもういいやとばかりに途中でロビーに出た。
ところが11曲目かな、漏れ聞こえてきたのが「人の望みの喜びよ」だった。
急いでまた席に戻った。
なつかしい!想い出したぞ。

田園は大好き、レコード、CDの類いはあまた有るが、
一番のお気に入りは「ワルター/コロンビア交響楽団」だろうか。
ウイーンフィル来日公演は許される限りずーっと聴いてきた。
不思議に田園は初期の頃のベームの歴史的名演のほか、聴いたことが無かった。
ラトル/ウイーンフィル来日でベートーヴェンチクルス、
田園の公演は名古屋公演、これは逃すまじとチケットを入手し、妻と女性二人共々はるばる名古屋まで飛ばした。
ちなみにこのチクルス公演で聴き漏らしたのはSy3,8だけだった。
田園以外はブレンデルのピアノで「皇帝」だった。
あー生の演奏がやっぱりいいよ。
この度のパリ管を聴き逃したことは、あとわずかの人生の黒点になるだろう。

何週か前のクラシック音楽館でのプロムシュテット/N響の田園、これも素晴らしかった。
N響の音質統一感は一流オケのそれだった。














by tomiot3 | 2018-12-16 19:19 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

作曲家大中恩氏逝く

作曲家大中恩詩が天に召された。
享年94歳だったそうな。
まず、さっちゃん、いぬのおまわりさん、などの親しみやすい童謡をつい口ずさむ。
そんな大中先生、永らく消息に接していなかったで、訃報に接しちょっと驚いた。
94歳、天寿を全うされた。
童謡や歌曲もさることながら、多くの合唱曲を世に出されたことの印象が強い。
男声、女声、混声の30曲を上回る曲集、
中でも混声の[島よ]は大曲で多くの合唱団で歌われ、合唱コンクールでも
幾度か聴いた。
2012年、おそらく晩年の締めくくりの作品であろうか、
ソプラノ独唱と混声合唱のための交声曲「平和への祈り」(2012)
を聴いてみたい。
戦後昭和の復興期に子どものための音楽、そして国民を勇気づけとようとされた音楽、
歌曲などもあるが、なんと言っても合唱曲の数々を忘れることが出来ない。
先生はきっと日本の平安を祈られ、平和裡に国民が推移することを祈られ天に召されたに違いない。

by tomiot3 | 2018-12-04 19:54 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

ひとつの朝

Nコン高等学校の部、生中継で観た。
結果として、福島郡山高校合唱部が金賞だった。
同じ福島の安積黎明は奨励賞に終わった。
かって合唱王国と思っていた頃の安積黎明は、かっては安積女子高校として常勝の合唱だった。
そのレベルの高さは群を抜いていたことを今でも覚えている。
審査を待つ間のオフタイムがコンクールの楽しみでもある。
(これは全日本合唱コンクールでも同じ)
選抜合同では最後に過去の課題曲名曲が歌われた。
一番先頭に出てきたのが「ひとつの朝」
「ひとつの朝」については格別の過去が蘇る。
クリックで平松混声の合唱で視聴できます。
聞いているだけで熱いものがこみ上げる。
片岡輝作詞、平吉毅州作曲で1978年(昭和53年)の高校の部課題曲だった。
そして我々も市民合唱団時代に歌った。
そして平吉毅州(ひらよしたけくに)先生には二度鳥取においでいただいたことが鮮明に蘇る。
一度は桐朋学園の教授時代、二度目は沖縄県立芸大の時だった。
最初の時は山陰海岸を船で遊覧し、痛く喜んでいただいた思い出、
二度目はコンクールの審査員としてだったかな、境港から鳥取まで。
いずれも私の車でご案内した。
先生はヨットを葉山に停泊していらっしゃるというお話、
〝遊びにおいでよ〟
そして沖縄に行かれてからは、〝沖縄においでよ〟とお誘いいただいていた。
ただ一番気になっていたのは、ヘビースモーカーで有ること、二度目の時は
咳き込みが変だと思ったこと。
結局、1998年5月28日(平成10年)にがんで亡くなられた。
一度も先生の誘いを実行していない。
私よりも2年早く1936年生まれで,私よりも早く亡くなられた。

「ひとつの朝」は平松混声合唱団と深く関わり合いのある事がだんだん解ってきている。
その平松混声も誠に懐かしい響きで蘇る。
平松混声の母体は東京都立八潮高等学校合唱部である。
指導者は平松剛一先生、
かっのてNコンの金賞団体である。
市民合唱団時代、小林秀雄先生委嘱作曲の合唱組曲「光と風と波と」を平松混声が取り上げてくださり、
東京北区のほくとぴあホールでの彼らの演奏を徒党を組んで聴きに行ったこと。
そして鳥取市民合唱団梨花ホールでの演奏に合同で歌ったことなど、
団員の皆さんとはもちろん、指揮者の平松剛一(ひらまつこういち)先生との交流もいと懐かしい。

近年のNコンの様変わりには少なからず戸惑うと同時にいぶかってもいる。
クラシック系でもないポピュラーな人に、作曲あるいは作詞委嘱している。
専門の作曲家は干されている感じは否めない。なぜ?
これって人気取りなのか、今年もそうだった。
ゲストも例年そのような人々を重用している。
釈然としない。
作曲上の問題点も指摘されている。
NHKのディレクターだけの問題だろうか。
Nコンの危機的状況 という記事を見つけた。 参考のために。





by tomiot3 | 2018-10-06 20:04 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

エルダーは歌う

エルダー・ブラザース 旗揚げ公演なるものを聴いた。
14:00~鳥取市文化ホール
今日は妻も一緒。
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エルダーとは、年長または長老という意味か?
賛助の「コールおもかげ」も女声の年長が多数。
二つ合わせるとエルダー混声になる。

第一から第四ステージまであった。
すべて解りやすく、やさしい曲ばかり、
一人一人はともかくとして、合唱の良さをカバーし合って、新しい声が生まれることだ。
斉唱ではなく合唱に与えられた最大の利点はハーモニーが生まれ、人々のこころに入り込み、突き刺さることだ。
ことに印象深かったものだけを取り上げる。
第一ステージ 
三年峠 合唱と語りでつづる韓国民話
語りですすめ、アリランを挿入しながらの民族の哀歌のようでもあった。
第二ステージ
賛助のコールおもかげ
指揮の松田千絵?そうかソプラノの松田千絵さんか。
喜ばしい。
まちぼうけなど日本の歌をずらり、最後の二曲は美空ひばりの歌。
「川の流れのように」「愛燦燦」
これらは全国の合唱団によく歌われ、愛唱歌的なもの。
ことに愛燦燦の歌詞がよい。
なかでも〔人生って・・・〕のフレーズがよい。
人は哀しい 哀しいものですね
人生って 不思議なものですね
人はかよわい かよわいものですね
人生って 嬉しいものですね 
人はかわいい かわいいものですね
人生って 不思議なものですね
人生って 嬉しいものですね

第三ステージ
再びエルダー登場
長崎の鐘のあと、また美空ひばりの〔一本の鉛筆〕
この曲は初めての広島平和音楽祭で歌われた。
美空ひばりは、父親が徴兵され、自身も横浜空襲を経験している。
大の戦争嫌いだったという。
ゆえに出演を快諾したという。
一本の鉛筆があれば
戦争はいやだと私は書く

第四ステージ(合同ステージ)
二曲の後、アンコールとして[夕焼け小焼け]が歌われる。
二番歌詞の一節 まあるい 大きなお月様 の下りになると
ああ今夜は中秋の名月、お月さんは雲の上だろう。などと思う。

エンディングはお客と[ふるさと]大合唱。
このときに御法度の写真をパチリ。
本当はこう思う。
アマチュアの場合、極力御法度は迷惑になら無い限り解放した方がよいと思っている。
むしろ拡散してもらうには好都合。
一定の縛りはあってもだ。
今回の場合、アンコールぐらいは。
ヴァイオリンの竹田詩織さんはOKだった。
彼女はプロだが,多分私と同じ考えではないか。
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合唱そのものは、微妙に加齢による衰え、つまり声の輝きは徐々に失われているのではと感じた。
しかし、そのリスクを上回る、一緒に歌おう、みんなに聴いてもらおう、
という精神の高揚を感じた。
つまり得も言われぬ温かみのある合唱であった。
これはコールおもかげにも共通している。

エルダーブラザーズのコンサートの底流にあるものは、
平和希求へのメッセージに有ったのではと感じた。
よき昼さがりコンサートだった。
多分、ほかの皆さんも同ではなかっただろうか。






by tomiot3 | 2018-09-24 20:58 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

邦楽は今パワフル

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今日もコンサート、しかも邦楽。
箏・てまり会 コンサート
地方邦楽界の集大成だから、規模の大きなコンサート。
だから会場も梨花ホール。
13時開演で途中10分休憩を挟んで16時過ぎまでのおよそ3時間余り。
全部で10ステージ、前半のしめは「たぬき」琴で無く。三弦の合奏、
プロローグに語りが入り、ユーモラスでヒューマニティーあふれる作品だった。
後半は箏と17弦「百花譜」、箏と尺八「上弦の曲」
これらは邦楽の室内楽と言ったところ、
奏者のレベルの高さがここで表れる。
13弦の魅力、尺八の多彩な音の変化、ことに摩擦音の魅力は尺八が一番。
最後は箏、17弦、三弦、尺八、鳴り物、一同42名がステージいっぱい。
大団円。
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猛暑の最中のコンサートを取り巻く環境への雑感会場到着でまずケヤキの緑陰、明らかに空気が変わる。若しケヤキが無かったら、僅か数十ーメートルでも暑さに喘ぐだろう。
そして梨花ホールホワイエの二階から中庭の眺め。
ここにも、もしケヤキが無かったら、照り返しの輻射熱でもっと暖められるだろう。
惜しむらくは水辺に水蒸気の発散もあったであろうが、今は枯山水。
おそらく水を張ったら維持管理が出来なかった?それが証拠にキレイにミニ池が保たれることが無かった。
こうしたものを造ったら、維持管理にお金がかかるという覚悟が必要。
各地に有る噴水などがその例だ。何をやるにしても覚悟の有無がとても重要だ。
ここでも自然と自然エネルギーの活用を公共は真剣に取り組まねばならない時代になっている。本当はとっくの昔からだった。
だが、どう見てもそうした視点が感じられない。
どうして?
地球温暖化回避の秘訣の一つでもある。
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by tomiot3 | 2018-07-22 22:26 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)