カテゴリ:音楽よもやま( 796 )

ピレシュというピアニスト

昨日の放送 N響/指揮者プロムシュテットにピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュが登場した。
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番
鳴り止まぬ拍手に、ベートーヴェン/パガテル
ピレシュは2018年限りでステージ演奏を引退するそうだ。
そういうこともあってかそれを惜しむかのような拍手だ。
パガテルはその聴衆に感謝と別れを告げる様な演奏だった。
今後は今まで以上にワークショップに力を入れるという。
岐阜サラマンカでのワークショップm若い演奏家に寄り添う指導、そして心の交流を大切に夕食会まで催す。
親日家でも有り、ファンの多い日本、きっと日本との縁が遠のくことはないのかも知れない。

二曲目は1992年11月5日NHKホールで収録された
モーツァルト/ピアノ協奏曲第17番K453 第2、第3楽章だった。
指揮はプロムシュテット、二人とも26年前だから。
モーツァルトはやっぱりオペラだと気付かされる。
右手と左手の対話、右手の中の対話、まるでオペラを聴いているようだ。

ピアノはワークショップを含めてヤマハが使用されていた。
トークの中で現代のピアノは進化して性能が向上し、大きな音が出るようになった。
それにつれて演奏家の出来る部分が少なくなった。と言う意味のことを言っていた。
ひょっとしたらヤマハを使う理由がそこら辺にあるのだろうか。
放送途中でピレシュが丹念に音を探る場面があった、
何度も何度も和音を確かめて居た。
シューベルトの即興曲の一部だった。
ワークショップでも日本の若いピアニストに音の質、色、大きさと楽曲の解釈を意識させていた。

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by tomiot3 | 2018-06-11 22:39 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

若桜のホタル

6月23日 若桜で【ホタル観賞の夕べ】が催されます。
昔、子供の頃の夏と言えば蛍の舞うのは当たり前、箒草で捉まえ、ムギ藁で見よう見まねで作った蛍籠に蛍草を入れて、蛍のお尻の光具合に見入ったものだった。
八東川筋では八頭町の徳丸が有名だが、若桜の中之島公園、二筋に別れた八東川の右岸流と屋堂羅川の合流点付近にホタルが乱舞すると聞いている。
年々数を増やしているそうだ。
このイベントにコンサート(18:30~19:30)が組み込まれのだが、
ちょっとお世話をさせて頂いた。
箏とヴァイオリン
箏は佐々木恭子さん、チラシでは菊弘瀬恭子となっているが、佐々木恭子さんのこと。
そして菊裕瀬久美子さんのお二人。
ヴァイオリンは鳥取市響コンサートマスターの久保田昌平さん。
和洋のコラボレーションによる短くも楽しいコンサートになる。
《トワイライトコンサート》チラシ
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by tomiot3 | 2018-06-08 20:56 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

若桜のホタル

初夏の6月23日(土)に若桜町で「ホタル観賞の夕べ」が催される。
その中のトワイライトコンサートの世話を依頼されている。
演奏者も決め、午後のダウラでその方との打ち合わせを行った。
若桜町の意向では、中之島公園での野外コンサート。
演奏者側からの一番の懸念は、野外で弦楽器(和と洋)を演奏することだとおっしゃる。
そうでなくとも湿気は禁物、そのうえ野外では雨の心配もある。
世話する側としても一番の心配事だ。
おまけに六月下旬ともなれば、梅雨期で雨の確率は高い。
僅かな雨でもだめなのだ。ポチポチッとくるようであれば最初から屋内にしなければ。
雨天の場合は、三百田氏住宅に変更となるが、
天候(雨の程度)の判断を早めに下す必要がある。
そもそも弦楽器は湿気の影響をもろに受ける野外、
演奏者としては、はじめから三百田氏住宅にして欲しいとおっしゃる。
これは私とてそう願いたいものだ。
主催者との話でどうなるか。
ちょいと悩ましい。




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by tomiot3 | 2018-04-26 20:09 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

広響を聴く

今夕、広響の名曲コンサートなるのもが梨花ホールで催された。
広響も久しぶりに聴く感じだ。
曲目は名曲コンサートと銘打つだけ有って、分かりやすい曲ばかり。
モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」序曲、シューーべルト「未完成 ロ短調」
そしてチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番 変ロ長調」
指揮は田中祐子、ピアノは加藤大樹。
指揮者の田中祐子さんは生演奏では初めてだが、テレビ映像では幾度か接している。
かくしゃくとした指揮ぶりには好感が持てる。
田中祐子さんはブザンソン指揮者コンクールのセミファイナリスト、
開演前のトークで名曲コンサートの雰囲気を一層和らげる効果が有った。
指揮者が最初に語りかけるのはケースバイケースだろうが、良いことと思う。
飯森範親さんもトークを大事にされている。
恭一番コピッときたのは、「未完成」の第1楽章、チェロ群からヴァイオリン群への渡しが
実に魅力的だった。これはきっと指揮者田中祐子の味では無かろうかと思った。

ブザンソンと言えば、小澤征爾に始まって日本人指揮者が数多く優勝して居る。
松尾葉子(1982年)、佐渡裕 (1989年)、沼尻竜典 (1990年)、曽我大介 (1993年)、阪哲朗 (1995年)、下野竜也 (2001年)、2009年山田和樹 、2011年垣内悠希。
ピアノの加藤大樹さんは初めて、なかなか味わいのある演奏だった。
今回田中祐子さんとのペアで全国14回も演奏会をこなすそうな。
アンコールに「こんぺいとうの踊り」を独奏した。
演奏会の終わった外は小雨、寒かったが心は温かい。
           ステージでのトーク 田中祐子&加藤大樹
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もっと国内地方のオーケストラを県民に聴かせて欲しい。
札幌交響楽団、山形交響楽団、仙台フィル、神奈川フィル、群馬交響楽団、
名古屋フィル、オーケストラアンサンブル金沢、広島交響楽団、九州交響楽団など。
今年12月にはパリ管が県財団主催で行われる。
この選択も良いが、地方のオーケストラをもっと取り上げてほしいものだ。

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by tomiot3 | 2018-04-04 23:11 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

故磯山雅氏のアンコール放送第2日

セレクション・ドイツ・バロックのカトリック音楽
今朝もちょっと朝寝坊、10分ばかり聴き損なった。
今日は調子の良いカンタータ、そしてミサ曲。
快調なテンポが何かしら元気の源になる。
そして調子のよい音楽は朝聴くのに実に相応しい。
今日一日のよきスタートが切れるか・・・。

  • 「カンタータ第191番「天においては神に栄えあれ」BWV191」
    (ソプラノ)クラロン・マクファーデン、(テノール)クリストフ・ゲンツ、(合唱)モンテヴェルディ合唱団、(合奏)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、(指揮)ジョン・エリオット・ガーディナー
    (13分43秒)
    <SOLI DEO GLORIA SDG174>

    「ミサ曲 ロ短調 BWV232 クレド 第1曲~第3曲」
    (ソプラノ)モニカ・マウフ、(カウンターテナー)ヘニング・フォス、(合唱と合奏)カントゥス・ケルン、(指揮)コンラート・ユングヘーネル
    (7分57秒)
    <HARMONIA MUNDI(仏) HMC801813>

    「ミサ曲 ロ短調 BWV232 クレド 第4曲~第6曲」
    (合唱と合奏)カントゥス・ケルン、(指揮)コンラート・ユングヘーネル
    (9分44秒)
    <HARMONIA MUNDI(仏) HMC801813>

    「ミサ曲 ロ短調 BWV232 クレド 第7曲~第9曲」
    (バス)シュテファン・シュレッケンベルガー、(合唱と合奏)カントゥス・ケルン、(指揮)コンラート・ユングヘーネル
    (11分00秒)
    <HARMONIA MUNDI(仏) HMC801813>




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    by tomiot3 | 2018-03-13 19:23 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

    故磯山雅氏のアンコール放送

    今朝はちょいと朝寝坊、目が覚めると6時オーバー。
    すかさずFMスイッチオン。
    やや、先に逝去された磯山雅さんの声?
    録音されていたんだと早合点して、嬉しく聴いた。
    実は磯山雅さんを偲んだアンコール放送だった。
    アンコールだってなんだって良い、どんどん過去のもので良いから放送して欲しい。
    今週金曜日まで、セレクション・バッハだ。
  • 「トリオ・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV525」
    バッハ:作曲
    (オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
    (13分52秒)
    <PASSACAILLE PASSACAILLE 967>

    「トリオ・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV526」
    バッハ:作曲
    (オルガン)ロレンツォ・ギエルミ
    (12分21秒)
    <PASSACAILLE PASSACAILLE 967>

    「トリオ・ソナタ 第3番 ニ短調 BWV527」
    バッハ:作曲
    (オルガン)バンジャマン・アラール
    (13分43秒)
    <ALPHA ALPHA152>

    「トリオ・ソナタ 第6番 ト長調 BWV530から 第1楽章、第3楽章」
    バッハ:作曲
    (リコーダー)マリオン・フェアブリュッヘン、(チェンバロ)ミッツィ・メイヤーソン
    (6分16秒)
    <HARMONIA MUNDI(仏) HMU907119>

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    by tomiot3 | 2018-03-12 20:07 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

    オケは視覚的にも興味尽きない

    前回ブログでフィルハーモニア管/サロネンのことに触れましたね。
    書き忘れが有ったので少し書き足しをします。
    生でも映像でも先ず確かめるのはオーケストラ配置意外にアレッと持ったことを発見した。
    オーケストラ配置は大きく分けて弦楽器群で言えば向かって左から第1Vn、第2Vn、Va,Yc、そしてCbが右端奧のモダン配置。
    それに対して対向配置では、第1Vn、Va、Vc、第2Vn、そしてVcの奧にCbとなる。
    いずれもがよく見る形だが、最近では曲や指揮者によって特徴的は配置がちょくちょく見受けられる。
    例えば、ある時のウイーン・フィルの第九ではコントラバスを一番奥に横列に配置していることがあった。
    これは多分サイモン・ラトル指揮のウイーンフィル、会場はサントリーホールだったと思うが。
    一度だけ、向かって左に配置された例もある。
    つまりこれからも配置について様々な事例があるような気がする。

    配置以外におやっと思ったことが二つあった。
    一つは6名のコントラバス奏者のうち、1名だけが弓を下手に持つドイツ式、
    あと5名は弓をヴァイオリンなどと同様に上手で持つフランス式だった。
    今までほとんどはドイツ式で見慣れていたのでおやっと思った。
    元々コントラバスはガンバ属だから下手で弾くのが当たり前と思っていた。
    音色やアンサンブルへの微妙な影響は無いものなのか。
    もう一つ、一番奥の右寄りに配置された3本のトランペット、
    なんとナチュラルトランペットではないか。
    ピストンが無くて、ベントホールを押さえて吹いている。
    へーなぜ?ナチュラルを使うんだろう。
    弦楽器群を注目して見たが、ことさら古楽器奏法という訳でも無さそう。
    ナチュラルトランペットは難しいだろうになぜ和えて使うのだろう。
    音色的に指揮者の好みなのだろうか。
    奏者のレベルが高いと言うことも有るだろう。
    はてさて?
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    この楽団にもヴァイオリン群にやっぱり日本人らしき人が居たなー。
    ことに弦楽器奏者は優秀な人が海外に勇躍しているんだなー。
    頑張れ!

    オーケストラを聴く場合、音楽そのもの以外にも様々な楽しみを与えてくれる。
    生であれ、映像であれ、興味が尽きない。





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    by tomiot3 | 2018-02-14 19:13 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

    怒濤の7番に興奮

    先のNHKクラシック音楽館
    イギリスのフィルハーモニア管弦楽団/エサ・ペッカ・サロネン
    ソロピアニストはチョ・ソンジン(2015年ショパンコンクール覇者)
    1.序曲「命名祝日」ハ長調 作品115
    2.ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
    3.交響曲第7番 イ長調 作品92 (以上 ベートーベン)

    チョ・ソンジンのピアノの響きの豊かさに先ずは驚いた。
    自信に充ちたテクニックと淀みなど微塵も感じられない。
    ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番、彼自身も言っていたが第二楽章がことさら美しかった。
    そしてアンコールはモーツァルトのソナタ第二楽章(曲名失念)
    更にコンサートプラスでショパンのノクターン ハ短調 作品48第1

    ベートーヴェンの第7交響曲
    全体が速めのテンポ、ことに第4楽章など怒濤のように進む。
    血湧き肉躍ると言ったところ。
    レコードでもたくさん聴く方だろう。
    ことにクライバー党だから。
    ワーグナーが「舞踏の神格化」と言ったが、舞踏と言うよりもエネルギーのほとばしりこそと思う。
    自身、7番はベートーヴェンの交響曲の中でも一番たくさん聴いている。
    ショルティ、クライバーなどなど。想い出深き演奏が記憶に新しい。
    今回のサロネンも記憶に残るだろう。

    会場は横浜みなとみらい、このホールがオープンした頃は幾度か通ったが、しばらくご無沙汰。
    お客さんの大歓声、こんな所に身を置いて生が聴きたい。

    フィルハーモニアは大戦直後にレコーディングのオーケストラとして気せいされたと記憶している。
    だからカラヤン、フルトヴェングラーなどの大物もこのオケで録音している。
    ことにリヒヤルト・シュトラウス(4つの最後の歌)はフルトヴェングラーにより世界初録音が行われた。

    歴代の指揮者もそうそうたるもの。
  • オットー・クレンペラー (1959年 - 1973年)
  • リッカルド・ムーティ (1973年 - 1982年)
  • ジュゼッペ・シノーポリ (1984年 - 1994年)
  • クリストフ・フォン・ドホナーニ (1997年 - 2008年)
  • エサ・ペッカ・サロネン (2008年 - )



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    by tomiot3 | 2018-02-13 20:37 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

    クラシック音楽と合唱音楽への貢献 日下部吉彦氏逝く

    午後のある時、砂丘離隔を歩行していると友人からの電話。
    ほぼ一ヶ月ぶり以上の声だった。
    なんと昨年暮れ、大阪の日下部先生が無くなられたことが報じられていたという。
    えっ、そうか知らなかった。
    昨年暮れ12月30日と報じられていた。
    丁度鳥取を離れていたとはいえなんということだ。
    先生 ご冥福をお祈り致します。

    永年続くられた「いづみホール ランチタイムコンサート」
    昨年6月14日がその最終と云う事で妻を連れ立って出かけた。
    終演後、楽屋を訪れた。
    印象として本当にお疲れのようだった。
    「オペラを百倍楽しむ方法」や「日本と世界の子守歌」では本当ににお世話になりました。
    鳥取にクラシック音楽を、という私の夢を理解して下さって、
    大きな応援して頂きました。
    本当にありがとうございました。
    遅ればせながら、天国でも音楽に情熱を注いでください。

    朝日新聞報道
    ラスト ランチタイムコンサート
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    by tomiot3 | 2018-02-03 21:04 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)

    バロック音楽は底なし沼か

    寒い朝の音楽にピッタリなのが「古楽のたのしみ」
    冷たい外の空気に透明感溢れる音楽はよく似合う。
    今週は関根敏子担当の「ベルギーの音楽」
    ベルギーに限らないが、次から次に紹介される作曲家と曲、それに演奏団体。
    汲めども尽きせぬバロック音楽の泉。
    今日一番に紹介された作曲家ゴセック、一応名前は知っている。
    だがほとんどは未知の人びと。
    今日の紹介では曲種も交響曲、協奏曲、弦楽四重奏曲など古典に近付いてきた。
    併せて曲調も古典に近付いてきた。
    それにしても以前からの関心事でも有り疑問でもあるのだが、
    これだけ多種多様なバロック音楽たちが、発掘され、演奏され、そして録音されるという事実。
    採算に合わないものは録音されないであろう我が国では、とても有り得ない事実として、
    以前から不思議のひとつとしてわだかまっている。
    今後とも研究が進み、バロック音楽の真実が明かされていくだろう。
    それらの人びとにまずは感謝したい。



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    by tomiot3 | 2018-01-26 20:46 | 音楽よもやま | Trackback | Comments(0)